墓石の劣化

墓石の劣化を認めた時は、速やかに修繕しなければなりません。もしそのままにしてしまうと、劣化箇所から雨水等が入り込み、納骨室にダメージを与えてしまいます。納骨室はそれほど頑丈ではありませんから、最悪の場合、崩壊することもあります。特に昔に建てられたお墓は石材が硬くないため、小さな地震等ですぐに壊れかねません。最近は頑丈な墓石を売りにしている石材店もありますが、それは昔の石材が柔らかかったことを意味しているのです。墓石をなるべく長く持たせるためには、日頃から清掃を怠らないようにする他、勝手な艶出し等を控えることも大切です。艶出しはたとえ業者に任せても、薬品を用いて磨くことになります。薬品は強力ですから、含まれる成分が墓石を傷つけることになります。法要の前に綺麗にしたいという気持ちは分かりますが、艶出しはなるべく控えた方が良いでしょう。どうしても親戚に対して恥ずかしい場合は、丁寧な拭き掃除でやり過ごすのがお勧めです。さて、お墓は継承して管理することもありますが、新しく自分の代で建てることもあります。新しく建てるとなると、準備しなければならないことは沢山ありますから、事前によく勉強しましょう。そして勉強と並行して、家族とよく相談するように心掛けます。自分の代から始まると言うことは、子どもたちを始め、子孫が管理していくことになります。継承予定者が納得できるお墓を選んで購入するためにも、話し合いは欠かせません。筆者がお勧めする相談のタイミングは、寺院に足を運ぶ前の段階です。現物を目の前にすると、先走って契約してしまう可能性があるからです。

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